待てと言われた犬の気持ちは。 2019年1月 2019年01月30日 私は今、人を待っています。喫茶店です。私は人を待つのがとても好きです。無論、来るとわかっている場合に限りますが。 人を待つってとんでもなく意味のない時間というか、ただその人のために時間をただ眺めているような。無駄な時間が嫌いな人は、その間に何かしたり、自身も用事を済ませたりするでしょ。喫茶店で待つってもうひたすら待ってるだけ、本来飲まなくても良いコーヒーを場所代として飲んだり。 ただ、僕は来るかもわからない誰かを待つ行為も、平均より多い回数こなしてると思います。来るかなとか、来たらいいなあと。漫画だとそれは許されるし9割方、"来ます"。 何年か前の冬、僕が高校生だった頃の話ですけど、午前だけの定期試験日でした。早く終わって部活もないので、誰かと遊ぼうかなと。校門の前で。誰も来ませんでしたけどね。一人とぼとぼ帰り道。思い出したら泣きそうになってきましたけど、これ自業自得以外の何者でもないですからね。おい、過去の私よ、そのポッケに入っているスマートフォンは何の為にある。 待つ。待つとは違うかもしれないけれど、この僕の思考回路を直接繋げたようなオール文章ブログを書くのももう三ヶ月振りとかでしょうか。 ブログってアクセス解析とか訪問回数とか見れるんですよ。僕知らなくて。最初の頃とか、一日何十人とか見てくれたり。でも人のやってることって案外すぐ忘れちゃうんですよね。いや、何ヶ月も書いてない自分が悪い。また自業自得です。誰かにこの文字列が届くのだろうか。人が見れる所で書いてる以上、「誰にも見られなくてもいいんです。」とか嘘はつきません。その話はまたいつかすると思います。 よく考えたら、僕は待つのが好きなんじゃなくて、待っている自分が好きなのかしら。自分でこの景色に見惚れているのかな。気持ち悪いですか?そうですか。自分くらい自分のこと好きにならないでどうするのだ。一番の味方なんだから。 そろそろ待人が来そうです、コーヒーとホットケーキおいしかったです。ご馳走様でした。僕の好きなカフェに札幌は大通駅地下のJUIN(ジュアン)てカフェがあります。内装外装メニューに制服と何をとっても昭和の雰囲気そのままです。あと高いです。でもそれが僕には素敵価格に見えます。地下歩行側の席が好きです。座ると歩いていく人皆が見てきます。その視線を感じながら彼らのせかせかと歩く足を見ながら談話するのがお気に入りです。このカフェにも行ってみたかったな。なくなってしまったけれど。 PR